カテゴリー モノ 空 雑文 雲漏れ陽 鉄柱 投稿作成者 作成者: auxiliarylines 投稿日 2015年12月12日 鉄柱 へのコメントはまだありません まっとうな夜が存在するようにまっとうな朝は存在する。 ちょっと肩が触れたと思ったので、「ごめんなさい」と僕は謝る。 実店舗と自宅の鍵が連なった束を僕はポケットから取り出す。 謝った相手が駅の屋根を支える柱であっても、改札を出ようとしてICカード読み取り部に鍵の束をかざしたとしても、まっとうな昼は存在する。 まっとうさを欠いているのはボトルの底に沈殿した果実の成分のような気分の僕ということになる。 共有:FacebookTwitterTumblrメールアドレスいいね 読み込み中… 関連 タグ 日々 ← 散り散り → ダンボール製の額 *メールアドレスが公開されることはありません。 メールアドレスと名前の各欄は必須項目です コメントをキャンセル Δ このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。