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“金鳥の夏、日本の夏。”

1902(明治35)年、世界初の渦巻型蚊取り線香が発売されます。その蚊取り線香が後の1910(明治43)年に商標登録されることになる大日本除虫菊の「金鳥」でした。
そして、1952(昭和27)年に大日本除虫菊は日本で初めてのエアゾール式殺虫剤「キンチョール」を発売します。

今の鉄筋コンクリート4階建てのビルの2階に店舗を移転するまで、僕は古い民家を店舗としていました。古いといっても趣のある家ではなかったし、陽の当たらない場所も多かったので、夏になると蚊が多く、「金鳥の渦巻」を使っていました。

もうほとんど使うことのない、半分以上残った「線香皿付き」の30巻入り蚊取り線香と共に撮影したのは「金鳥 かとりせんこう/キンチョール」の広告マッチ箱です。
「金鳥 かとりせんこう」のパッケージを胸もとに持つのは、美空ひばりでしょうか。「キンチョール エアゾール」のデザインが今と異なりますね。
マッチ箱に印刷されている、「キンチョール」を握りしめ、噴霧用ボタン(アクチュエーターと呼ぶそうです)に人差し指を置いた写真は「こうやって使ってね」という説明でもしているのでしょうか。

「蚊帳」と「蚊取り線香」

“金鳥の夏、日本の夏。”
花火の音が聞こえてきそうです。

* blog内、全て敬称略です。