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モノ 雑文

それは寿命だからね。

それは寿命だからね。

ことあるごとに遠くに住む僕の母は電話越しに言う。
「寿命だからね」と。そして「それはしょうがない」と。
それは、まるで、白熱電球の話を僕にしているように聞こえる。

致死的不整脈を患うまもなく5歳を迎える双子の子供たちにその言葉が向けられないことを祈るし、僕はそれを常に受け止め続ける。

僕には耐え忍ぶことができない、そしてつらい響きを含む言葉。