気象予報に関していえば、「夏の代表的な高気圧である太平洋高気圧」的な言い回しはもう定型化したステレオタイプな表現であるのかもしれず、梅雨明け後の暑い日が続くと、頻繁に耳にしたり、目にすることになる。
確かに夏の日本の天気を支配するのは「太平洋高気圧」で、きっと「夏の代表的な高気圧である太平洋高気圧」と切り出すことはそれが意味を持つ意味を持たないにかかわらず、話の始まりとしては使いよい表現なんだろうなと最近、思った。
ただそれだけのことなんだけど、ね。
僕は去年の夏がどれほどの暑さであったのか、体感的に思い出すことはない。