体温を測ると平熱より1.6度ほど高い。高いといっても、37度で一般的に考えると、そう高い体温とは言えないわけだけれど、平熱が35.4度しかない僕の場合、37度を越えるとかなり辛いと感じるのは間違っているのだろうか?
36.5度は絶対的な体温としての標準値なんだろうか?
順番または配列を不規則にするために混ぜるように僕の頭と背中が痛み、首の後ろと足は硬質なゴムのように固くなり、食欲を奪い去ると、1日中、砕け散ったワイングラスのように抗うことを否定され、窓から見える碧い空とそこに漂うように存在する白い雲の下へ出ることさえ、拒否される。
インフルエンザの予防接種などの際、病院で検温するのだけれど、いつも測りなおしを命じられたり、医師や看護師に測ってもらう場合には、本当に申し訳なく思うのだけれど、何度も体温計を確認させ、ついには新しい体温計まで用意する面倒を強いることになる。
本を読む気力と、音楽を聴く体力と、行動を起こすための精神力を奪ったのが、続いた雨と暴風のせいだとは思わない。
家族の中で一番最後に風邪の一種の症状が出た。幼少の頃から、こういうのっていつも最後なんだよね、と思う。
とにかく、そういうことなので、blogを書くためにだけ、ベッドから起き上がって、集中する。
集中力をどこかに置き忘れてきたようだ。探しにいかなくちゃ。