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音楽

雨の前、真夜中の月。

雨の前、真夜中の月。

今日の神戸は夕刻から雨は止み、灰色の雲とそれよりももっと濃い色の雲が低く流れています。
午前1時頃まで、少なくとも僕が眠りにつくまでは、空に月が輝いていました。

雲に見え隠れし、雲を様々な色で染める月を見ていると、いつも「Tangerine Dream(タンジェリン・ドリーム)」の初期作品「Phaedra(フェードラ)」のLP、あるはいCDのジャケットを思い浮かべてしまい、「Phaedra」や「Rubycon(ルビコン)」を聴きなおしてしまします。

そのタンジェリン・ドリームに関しては過去に3度(2012年2月5日2012年3月12日2012年5月26日)、blogで取り上げていますが、画然たる旋律が存在しない、おそらく詳細な楽譜さえ存在しない、同じ演奏が2度とできない、初期のアルバムにこそ、このバンドの存在理由があったように個人的には感じます。

彼らが初期に創り上げた音楽には旋律と楽譜に支配権を渡さないある種の「あらがい」がありました。
ある時期から、大きく音楽の方向性を変えてしまったタンジェリン・ドリーム。

その理由を僕は知りません。
変化する必要があって変化したのでしょう。

変化してしまったタンジェリン・ドリームも嫌いではないのです、アルバムにもよるけれど。