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Lisa Marie Presley(リサ・マリー・プレスリー)/Now What

Lisa Marie Presley(リサ・マリー・プレスリー)/Now What

2012年5月に3rdアルバム”Storm & Grace”をリリースした「Lisa Marie Presley(リサ・マリー・プレスリー)」はあまりに名高い父・エルヴィス・プレスリーの一人娘として生まれ、彼女が9歳の時、父であるエルヴィス・プレスリーとは彼の死をもって別れことになる。

その後、人生において、父の名の下に、社会から多くの好奇の目と注目を集めることになる(もちろん、そこには醜聞も含まれる…)のだけれど、そんなことを僕は気にすることはない。
ミュージシャン、アーティストとしての「Lisa Marie Presley(リサ・マリー・プレスリー)」にしか興味がないからだ。

もちろん、作品に自分が歩んできた人生のなにかが反映していないとは断言できない。

2003年の1stアルバム”To Whom It May Concern”、2005年のこのアルバムとはサウンド的に似て、ロック色が強く、2012年の3rdアルバム”Storm & Grace”はロック色は抑えられ、彼女のハスキーな声をしっとりと聴くことができるといった具合に。

それをどう解釈するのかは個々にまかせれば良いことで、ここで評論をするつもりはない。

今日、blogで”Now What”を取り上げるのは、僕にとってこのアルバムが彼女の音楽を知る「きっかけ」(それは、まるで歩いている最中に偶然にも自分の姿が映った鏡で、自分の歩く姿勢に気づくように…)になったという理由だけである。

楽しみにしていた3rdアルバム”Storm & Grace”と彼女の存在を知った2ndアルバム”Now What”とさかのぼって聴いたミュージシャンとしてのデビューアルバム”To Whom It May Concern”。

彼女は3rdアルバムのリリースまで7年を要したのだ。
僕はどのアルバムも個人的に気に入っている。

ただそれだけのことだ。

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