JAZZを歌う2012年6月7日の吉田真理子/Live Bar ALFIE

JAZZを歌う2012年6月7日の吉田真理子/Live Bar ALFIE(1)

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JAZZを歌う2012年6月7日の吉田真理子/Live Bar ALFIE(4)
Johnny Mercer(ジョニー・マーサー)のことでさえ、詳しく知らない僕は昨夜、行き交う人ときらびやかな光の中、スタンダード・ジャズの世界を見るために三宮にある「Live Bar ALFIE」へ向かう。

ビルの5階に位置するジャズのライブを体感できるその小さな店のフロアへ上がるための入り口を探すのに2度ほど、ビルの周りを廻ることになった。

彼女が2012年2月自己のバンド”The jubilax”で1stアルバムとなる「It’s mine」を発売した井上歓喜と僕のblogにしばしば登場する白羽弥仁という共通項が僕となければ、そして、三宮という場所でなければ、僕は「ピアノ:吉尾たか彦、ヴォーカル:吉田真理子」のジャス・ライブに行こうと思うことはなかっただろう。

すこしばかり内気な気分で、「Live Bar ALFIE」の扉の前に立ち、深呼吸をして、ドアを開くと、彼女と目があった。
初対面のため、この日の最高の緊張感で彼女に挨拶をする。おそらく、ここに集まる人たちは僕よりずっと、ジャズに詳しいはずなのだから。
そして、このようなところへ最後にひとりで来たのがいつのことだったか忘れてしまうほど、昔のことなのだから。

とても不安定な気分で僕はカウンター席に座り、ハイボールを注文する。ハイボールは大学時代からずっと好きだ。

僕の横に、彼女は座り、少し彼女と話をする。いや、僕が思う以上に、彼女にとっては一方的な話であっただろう。緊張するとどうしても饒舌になる。
僕のつまらない話につきあってくれた彼女の今、感謝している。

ステージ前の吉尾たか彦のピアノ演奏にココロが落ち着く。
彼女はとても魅力的な女性に見える。彼女はどんな風にジャスを歌うのか?
僕はステージにあるスピーカーが気になって仕方がない。こういう場所に来ると、オーディオ機器が気になる。とても気になる。

ステージに立つと彼女は僕の隣で話をしていた彼女ではなく、「吉田真理子 」になる。そういうものだ。

「キミを愛して止まない人がいて、うらやましい」と僕は思う。
使い古された言い回しやオックスフォード英語辞典や日本で発行されたあらゆる国語辞典をも彼女の魅力を伝える言葉は載っていない。

“魅力とは、その持ち主が心の底でなにを考えていても、他人がさっそく好感を持ち、信用してしまうようなからくりをいう”

こう書いたのはカード・ヴァオネガット・ジュニア。
「チャンピオンたちの朝食(翻訳:浅倉久志、1989年、早川書房)」の中で、登場人物によって語られる。

同じ空間を共有した人たちが僕のことを覚えておく必要性を強要することはできない。
ささやかだけれど、ジャズと彼女たちと同じ時間と空間を享受した人たちに平和な時間を。
いつかまた、どこかでお会いできればいいですね。

* blog内、全て敬称略です。

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