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グーテンベルク 復元印刷機/兵庫県印刷工業組合

グーテンベルク 復元印刷機/兵庫県印刷工業組合
“グーテンベルク
復元印刷機
Johannes Gutenberg

1394/99 – 1468
本名 ヨハネス・ゲンスフライシュ(Johannes Gensfleisch)
グーテンベルクは通称。ドイツの活版印刷術発明者。
マインツ生まれの金細工人で、1440年ごろから印刷を
研究し、50年ごろ鉛 – スズ合金の鋳造活字を完成、
そのころ印刷所を始め、(四十二行聖書)を刊行した。”

JR元町駅から北西に急な坂道を少し歩いたところに「兵庫県印刷工業組合」があって、その入り口にグーテンベルクの復刻印刷機が飾られている。そしてそこに上記の説明文が添えられている。

日本人には馴染みがないけれど、キリスト教世界の基盤である、聖書の本文のほとんどのページが42行の行組みという「四十二行聖書」を彼は西洋初の活版印刷というこの印刷技術を用いて作成したとされている。

“なるべく苦労せずにできるだけ大きな報酬を得たいと望むのは自然な願望だ。それがあらゆる発明の根底だという人もいる(「デュマレスト・サーガ<野望の惑星ハラルド(原題:Haven of Darkness)>」、翻訳:沢万里子、1983年、東京創元社)”

と登場人物に語らせたのはイギリスの小説家E・C・タブ。

“「人間がなにかの発見を前にしてためらったのは、アダムがりんごに近づいたときが最後だよ」”

アラン・エンゲルは小説「遺伝子操作(翻訳:堀内静子、1991年、早川書房)」の中でそのように書き著した。

「今、グーテンベルクが生きていたら、どのように思うだろうか?」と問うのは意味のない質問だろう。
技術は進化する。時計の秒針が一つ目盛を移動する間にも。
彼が「活版印刷術」を発明して、世界を大きく変えたように、ね。

それを受け入れるかどうかは僕たちが決めることなのだ、と思う。

夜になっても室温の下がらない一日が終わろうとしている。
皆さんの今夜の眠りが潤いのあるものであることを祈って、おやすみなさい。

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