カテゴリー
雑文

僕の満2歳の誕生日と2012年5月19日の空の補助線

僕の満2歳の誕生日と2012年5月19日の空の補助線(空)(1) 2012年5月19日の午前中の空

僕の満2歳の誕生日と2012年5月19日の空の補助線(満2歳の写真)(2) 満2歳の誕生日

神戸の南の空はおそらく神戸空港と関西国際空港から飛び立った飛行機が、天頂と北の空にはおそらく大阪国際空港から離陸した飛行機が描き出す長い雲の帯に恵まれる。

正午を大きく過ぎた頃から、少しばかり雲が多くなってきたけれど、陽射しは強く、人や木々や建物の影を地面にくっきりと貼り付ける。

飛行機が描き出す雲って、僕にとっては不思議なのだけれど、飛行機の後に短くくっつくように描かれ、すぐに消えていくモノもあれば、長く引き伸ばされ、空の青さに吸い込まれていくモノもある。
スケッチブックに濃い鉛筆で描いた線を指や柔らかく油分の少ない食パンや練り消しゴムやティシュ・ペーパーで擦るように長い時間をかけて拡散していくモノもある。

そこに僕は科学的な解釈と説明を求めたりしない。
どこまでも理想的な青に近い空に補助線のような雲があればそれでいい。

僕が満2歳のころの記憶はどこにもきちんとしまい込まれていないので、写真だけが2歳のころの記憶の錯覚を引き起こす。

下の写真のうち、左側は家の子どもの頃には大きく感じた小さな庭で撮られ、右側は近くの保育園の木製の遊具に座っているときに撮られたもので、いずれも僕が満2歳の誕生日をむかえた日の写真。

思い切った青空を夕刻まで期待することはできなかったけれど、そうやって、何度目かの僕の誕生日が終わりをむかえていきます。

柔らかさのなかにコクがあり、重みがあって奥行きのある年齢の重ね方をしたいものだ、と思う。

さて、あと一仕事しなくちゃいけない。

広告