カテゴリー
音楽

Tangerine Dream(タンジェリン・ドリーム)/Lily on the Beach(海辺のユリ)

Tangerine Dream(タンジェリン・ドリーム)/Lily on the Beach(海辺のユリ)

2012年2月5日のblog”「アレルギーの嵐」は注意報です/ある種の不完全さ”で村上春樹の「海辺のカフカ(英語版のタイトルは”Kafka on the Shore”)」、フィリップ・グラスが音楽を担当した「海辺のアインシュタイン(Einstein on the Beach)」と共に、少しだけ話題にしたTangerine Dream(タンジェリン・ドリーム)の1989年のアルバム「Lily on the Beach(海辺のユリ)」です。

2011年8月2日のblogで取り上げたPeter Baumann(ピーター・バウマン)が主宰(今はもうなくなってしまったけれども)の「PRIVATE MUSIC」というレーベルからリリースされたこのアルバムは「PRIVATE MUSIC」という枠組みに取り囲まれ、過去のタンジェリン・ドリームの音楽が目指す偶然性は排除され、難解さもない。
Edgar Froese(エドガー・フローゼ)とPaul Haslinger(ポール・ハスリンガー)の二人が作曲・演奏・ミックスの全てを行っている。

シーケンサーに合わせて奏でられる独特で癖のあるドイツ・プログレッシヴ・ミュージックではなく、「これはタンジェリン・ドリームの作品ではないよね」と初期のタンジェリン・ドリームが好きな人なら思ってしまうような仕上がりです。

その分、聴きやすいとも言えるわけで、解釈に手間取って、聴き直すこともほとんどない。

その後、彼らの音楽のメロディ・ラインは美しくなり、サウンド的にも複雑さがなくなり、僕としては、タンジェリン・ドリームのファースト・アルバムのみ参加したクラウス・シュルツェの意地を張ったような孤高のサウンドのほうに魅力を感じるようになっていく。

この音楽性の変化に戸惑うことがあるのだけれど、時にはいいアルバムを作り上げるから、聴いちゃうんですよね。「こういうのも、あり、かな?って」

* blog内、全て敬称略です。

*メールアドレスが公開されることはありません。 メールアドレスと名前の各欄は必須項目です

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください