2012年2月4日の朝日新聞(夕刊)に”「オリーブの島」譲れぬ小豆島/マラソン冠でPR・新種に挑戦/栽培面積急増の九州に対抗”という記事を見つけた。
僕は第1子誕生の頃から今まで、ベビーマッサージ用に小豆島のオリーブ・オイルをずっと使い続けてきたので、この記事を興味深く読んだ。
オリーブの苗木は日本に輸入された際、小豆島でしか栽培に成功しなかったという記憶があったのだけれど、近年は小豆島のある香川県の他に岡山県、大分県、福岡県でも栽培されているようですね。
僕は知らなかったのですが、香川県には「農業試験場小豆オリーブ研究所」という国内唯一の公立専門機関があって、「実りがよく病気に強い品種を絞り込んで改良を重ね、商品化をめざす」とある。
2009年に福岡市に社団法人「九州オリーブ普及協会」が設立されたことも知らなかった。
世の中、知らないことがたくさんありますね、という話でした。
「小豆島のオリーブ・オイル」への2件の返信
red alligatorさま
ご存じかも知れませんが、
日本で最初のオリーブ園はトアロードあたりにあったそうですね。
そして、日本で最初と言われるオリーブの木は湊川神社にありますね。
昨年、小豆島へ旅してきましたが、なかなか魅力的なところでした。
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桃太郎さん、コメントありがとうございます。
日本で最初、つまり日本に現存する最古のオリーブの木が湊川神社にあることは知っていましたが、日本で最初のオリーブ園に関しては、僕の記憶にはありませんでした。
幼少の頃に聞いたことがあるのかもしれませんが…。
桃太郎さんに指摘されて、少し調べたところ、そのオリーブ園とは「神戸温帯植物試験場(後に神戸オリーブ園)」という名称だったのですね。
そこにあったオリーブの木を湊川神社に1本、加古川の宝蔵寺に1本栽植したようですね。
2012年2月3日の神戸新聞web版に
“史料は少なく、閉園の経緯を含め不明な点が多い”
“それまで兵庫県庁(現・県公館)の北側にあったとされてきたオリーブ園の所在地が、現在の神戸市中央区山本通の神戸北野ホテル周辺であったことを特定、2003年に論文で発表した”
という記事を見つけました。
神戸に生まれながら、神戸について知らないことがたくさんあることに気づかされました。
僕は残念ながら小豆島へは行ったことがないのですが、桃太郎さんがおっしゃるとおり、きっと魅力的な場所なのでしょうね。
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