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村上春樹の「海辺のカフカ」、遂に日本で舞台化へ

村上春樹の「海辺のカフカ」、遂に日本で舞台化へ
“愛というのは、世界を再構築することだから、そこではどんなことだっておこりうるんだ(村上春樹「海辺のカフカ」、2002年、新潮社)”

昨日に続き、2002年というかすり傷程度に古びた記憶の中にある時代に書かれた「海辺のカフカ」を今、再び取り上げるのは脚本:フランク・ギャラティ(Frank Galati)、演出:蜷川幸雄で舞台化されるからです。

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
2012年5月3日(木)から20日(日)まで、全21公演
主催:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団/ホリプロ
企画・制作:ホリプロ

「彩の国さいたま芸術劇場」の公式サイト(公演情報-演劇)には以下のような告知がありました。

“主人公・カフカを演じるのは、14歳でカンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞した柳楽優弥、共演には田中裕子、長谷川博己、柿澤勇人、佐藤江梨子、高橋努、木場勝己ら魅力的な俳優陣を迎えます”

“文学界、演劇界それぞれで共に世界に向き合ってきたふたつの才能が、世界に愛されたベストセラー小説の舞台化でどう融合するのか、どうぞご期待ください”

フランク・ギャラティ(Frank Galati)という人物に僕は詳しくないのだけれど、彼が2008年に海外で「海辺のカフカ」を舞台化するに際し、脚本を書いたようで、その脚本を翻訳して用いるようです。
海外で村上春樹の作品が舞台化された例は多いらしいのですが(僕には真偽はわからないです)、村上春樹の作品が日本人による演出で国内で上演されるのは今回が初めてということで、胸が躍ります。

演出を担当する蜷川幸雄は「絶対に許可が出ないと思っていた」そうですから、彼がこの舞台にかける意気込みは僕の想像が及びもつかないものなんだと思います。
蜷川幸雄はこの作品を舞台という空間でどのように再構築するするんでしょう。

大阪公演は2012年6月21日(木)から24日(日)まで、大阪府大阪市中央区城見にある「イオン化粧品 シアターBRAVA!」で行われるようです。

この舞台、是非、観てみたいです。

* blog内、全て敬称略です。