2011年12月11日のblogと2011年12月15日のblogでリンクの許可を頂いた「桃太郎」さん(“「神戸百景」を歩く”というblogにて「神戸が生んだ木版画家・川西英さんの足跡をたどる旅」を掲載中)から、三宮センター街には、川西英の絵や彼の三男である川西祐三郎の絵もあるので、探してみるのも面白いと思う、というコメントを頂いたので、探しました。
「探す」という行為はこの神戸百景「港俯瞰」と「背山眺望」に関していえば相応しくありません。
神戸に住んで、元町-三宮間は必ず歩く僕には「探す」必要もなく、それは自然と目に入っており、記憶に残っているからです。
ただ、それがいったい何であるのかを理解していなかっただけのことなのです。
そういうことって、多いですよね。
神戸は来年2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」放送に向けて、平清盛ゆかりの地として盛り上げようとしています。
僕は「神戸を盛り上げる」こと自体には異議はないのですが、短期的な盛り上げにしかつながらないような事業に少しばかり不安を感じるのです。
神戸、大きく考えると兵庫県には「映画発祥の地」としての施設、地場産業としての「湯たんぽ」、「燐寸工場」、「靴」、「鞄」、「皮革」、「刃物」、それほど知名度の高くない(あるいは埋もれた)芸術家や作家の残した作品やモノ、歴史的建造物などが多々あるわけです(他にもたくさんあります…)。
そういうモノをもっと長期的な視野で盛り上げて欲しいのだけれど、これは僕の勝手な意見かな?
* blog内、全て敬称略です。