不謹慎であると言われれば、それまでであるが、2011年11月29日のblog「神戸市立外国人墓地に眠る血縁的には遠い親族」に書いたようにジェームスは現在、六甲山の再度公園内にある「神戸市立外国人墓地」に埋葬されている。
神戸市立外国人墓地の基盤は現在の東遊園地東側にあたる生田川尻の小野浜(現在の中央区浜辺通)にできた「小野浜外人墓地」。
その小野浜の外人墓地が明治時代後期に飽和状態となり、閉鎖され、春日野(現在の灘区篭池通)へ移転・開設したものの春日野の外国人墓地だけでは受け入れが手一杯になり、1937年から外国人のための公園墓地として再度公園内に造成が開始された。
1961年に小野浜及び春日野の両外人墓地からの移転・統合が完了したという経緯があるのだけれど、その墓地には明治以来、神戸に縁のある外国人等が埋葬されている。
この画像は現在の灘区篭池通にかつてあった「春日野外国人墓地」。
下の画像の左から2番目に祖母、3番目にジェームスの妻、画像の中央から左へ2番目に眼鏡をかけた祖父が写っている。
「春日野外国人墓地」の画像がweb上にあまりない上、当時の外国人墓地での葬儀風景もあまり見かけることがないので、不謹慎であることを覚悟の上で、なにかの参考資料になればと思い、画像を載せておきます。
しかし、いったい誰がこの写真を撮影したんだろうか?